プログラミングを勉強しようと思います。
Pythonはやめとけって本当ですか?
現役エンジニアのほわいとです!
Pythonには否定派もいますが、気にしないでOK!
私も今ばりばりPythonを使っています!
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Pythonはどんな言語?
Pythonの特徴
Pythonはプログラミング言語の一つです。
その最大の特徴は、読みやすい構文とライブラリの充実さです。
読みやすい構文
Pythonの構文は非常にシンプルで、初心者にも勉強しやすいです。
また、インデント(行頭のスペース)が文法に組み込まれているため、とても読みやすいのが特徴です。
以下に簡単な例を示します。
for i in range(5):
print(i)
これは0から4までの数値を順に表示するソースコードです。
とてもすっきりしていてシンプルですね!
また、print(i)の前のスペースがインデントと呼ばれるものです。
このインデントによりブロックがわかりやすいので、非常に読みやすくなります!
ライブラリの充実さ
プログラミングは色んなことができると聞くけど、初心者だと難しそう…
そのように考える方も多いでしょう。
実は、プログラミングでは一からすべて自分で作るということはほぼありません。
というのも、ほかの方が用意してくれた便利な機能を利用することができるんです!
この便利な機能の集まりをライブラリと呼びます。
PythonはAIなどの注目分野を含む、豊富なライブラリが用意されています!
Pythonの利用分野
Pythonは上記のように初心者から中・上級者まで使いやすいため、非常に広く使われています!
今注目のAIはもちろん、日々のちょっとしたことにもPythonは役立ちます!
AI・データサイエンス、機械学習
まずはなんといってもAI・データサイエンスと機械学習ですね!
Pythonの人気を支えているのはこの分野といってもまず間違いないでしょう!
PythonにはAIやデータサイエンスに役立つライブラリが豊富に用意されています。
Web開発
PythonはAIのイメージが強いですが、非常に汎用的な言語です。
というのも、上述の通り様々なライブラリがあるからですね。
その中で注目したいのがWeb開発用のライブラリです!
PythonにはDjangoやFlaskというような有名なライブラリがあり、Web開発も効率よく行うことができます!
作業の自動化
上のような大きなことはしなくても、Pythonではちょっとしたタスクを自動化することができます!
Pythonのライブラリを使えば、Excelファイルの読み書きはもちろん、Webページにアクセスして情報をもってくるスクレイピングも可能です!
Pythonやめとけと言われる理由は?
AI分野は数学的な知識も必要
まず一つ目の理由は、AIやデータサイエンスはPythonだけでは実現できず、数学力が必要というものです。
これは主張としては正しいです。
Pythonはライブラリが充実しているのでAI・データサイエンスに有効ですが、基本的な知識がない状態では成果にはなりにくいです。
ただし、上述の通りPythonは何もAI分野だけのものではないので、基本的な操作だけならAIレベルの高度な数学は不要です。
AI・データサイエンス分野に飛び込みたいなら、
Pythonと同時に数学などの勉強も行いましょう!
Pythonは実行速度が遅め
次のやめとけと言われる理由は、Pythonは実行速度が遅めというものです。
これも事実としては正しいです。
私も実務でPythonを使いますが、大量のデータを処理する場合にはどうしてもほかの言語よりも速度が落ちます。
ですが、そもそも機械の処理速度は人間よりも圧倒的に早いので、日々のちょっとしたタスクを自動化したり、基本的なWebアプリを作る分には気になる程度ではないです。
ほかの言語で0.1秒でできるものが0.3秒かかってしまうとなっても、人間にとってはほぼ誤差レベルですよね(笑)
大量のデータを扱う時になったら注意しなければならないですが、初~中級者の範囲で速度が気になることはほぼないでしょう!
プログラミングはアルゴリズムという処理ロジックのほうが大事です。
言語によらずアルゴリズムは速度に大きな影響を及ぼすので、言語間の差よりもまずは正しいアルゴリズムで書くことが大事です!
古典的なシステムではあまり採用されていない
最後のやめとけと言われる理由ですが、こちらは根が深い問題です。
というのも、古典的なシステムではJavaなどの言語が人気で、Pythonはそこまで使われていません。
そのため、プログラミングを勉強する目的によってはたしかにPythonはやめとけとなるかもしれません。
もし就職や転職のためにプログラミングを学びたいなら、志望業界で使われている言語を選びましょう。
転職のためなら勉強と転職活動はセットで考えましょう!
転職サポートが充実しているプログラミングスクールがおすすめです!
こちらの記事で解説しているので、ぜひご参考に!
どんな人にPythonはおすすめ?
日々の業務を効率化したい社会人
まずPythonをおすすめしたいのは、日々の業務を効率化したい社会人です!
上述の通り、AIなどは数学的知識が必要なため、すぐに成果を出すことは難しいです。
一方で、初学者にも学びやすくライブラリが充実しているPythonなら、日々の業務効率化には効果抜群!
特に毎日・毎月など、繰り返し行う作業がある方にはとってもおすすめです!
転職希望者
続いては、転職希望者、中でも現代的な価値観を持っていたり、積極的に新規ビジネスを展開するような企業に就職したいという方におすすめです!
安定した老舗企業でこつこつとキャリアを積みたい方にはほかの言語もありですが、新規ビジネスを展開する企業ならPythonの需要は高いでしょう!
ちなみに、私はエンジニアとして転職活動を行いましたが、Pythonの勉強をしていなかったため大変苦労しました。
運よく別言語の経験でも重視してくれる企業に入って、入社後にPythonを学ぶことができましたが、今から転職したい方ならPythonを学習することをおすすめします!
大学生
最後は大学生です。
大学生にとってはプログラミング学習は必須級といっても過言ではないでしょう。
この高度な情報化社会では、ITスキルの有無は今後大きな差になってくると思います。
プログラミングにも色んな言語はありますが、大学生の時点では将来どんな仕事をするか具体的には定まらないため、各種システム開発だけでなく業務の効率化にもつながるPythonを勉強するのがおすすめです!
つぶしが効くというやつですね!
大学生はIT企業に就職してからプログラミング勉強をすればいいという人もいますが、個人的には遅いと思うので、気になる方は以下の記事をご覧ください!
Pythonの勉強はどうすればいい?
まずは独学!
まずは独学してみましょう!
今すぐ転職してみたい場合を除けば、まずは金銭的な負担が低い独学がおすすめです!
とはいえ、個人的には最初に本を買うことはあまり推奨しません。
本自体はとてもよい教材ですが、難易度が高いからです…
私のおすすめはオンラインサービスを使用した学習です!
プログラミングはパソコンで行うので、教材もパソコンを活用したオンライン型のほうが相性がいいです!
とりあえず無料お試しができるようなサービスも多いので、まずは自分にあうかチェックしましょう!
効率のためにはプログラミングスクールも!
独学は時間がかかりそう…
効率重視で勉強したい!
独学して自信がつきました!
応用的な学習をするにはどうすれば?
そんな方にはプログラミングスクールがおすすめ!
とりあえずで通うには高額ですが、効率重視やスキルアップのためならスクールが有効です。
プログラミングはどうしてもエラー発生で詰まってしまうものです…
エラーについて質問できると安心ですね!
まとめ:Pythonやめとけは気にしないでOK
Pythonはやめとけと言われても気にしないで大丈夫です!
Pythonは色んなことができて初心者でも学習しやすいため、勉強が無駄になりにくいです!
慎重になりたい方は、いきなり高額のスクールに登録せずに、まずは独学から始めてみてはいかが?